HITnRUN phase two の第1曲目のボルティモア


曲調はとても優しい

牧歌的ですらあります



ボルティモアの事件を受けて 光のような早さで行動に出たプリンス


事件をきき すぐに作ったと言われるボルティモア


その曲調は 怒りや悲しみとは遠いところにあった



プリンスを失った今だからこそ この曲 この曲調が入ってくる




誰か愛する者を失ったとき

愛する者が奪われたとき

壮絶な悲しみや やり場のない怒りを感じるでしょう


これは辛い

この感情は苦しい



事件がおこった当初は

これらの苦しく辛い感情に寄り添ってくれるような

悲しさや怒りを体現してくれるものに心動かされる


それも段階的に必要だと思う



でも プリンスのそれは違った



曲を聴いてたら

その当時の辛く苦しく悲しい感情を揺り戻すみたいな

そんな厳しく激しいものではなく

殺された人や 悲しい暴動なんかを

ささくれだった感情で思い出すようなものではなく


プリンスのボルティモアは

マイケルブラウンやフレディグレイという愛する人(子供)がいたなぁ

というそんなオカンの気持ちや

彼らとあんな楽しい時を過ごしたなぁ

というそんな友達の気持ちや

こんな事件があった

だからこそ愛が必要だって学んだ




残された人々が 在りし日を心穏やかに思い出せるような

ボルティモアの事実に巻き込まれた者たちに寄り添い

人生トータルで請け負ってくれるような音楽


生きていく上で 先を見つめた本当の指針となるような音楽だった



これは相当知的な作業だとおもうのです


知的な作業?

なんというのかなぁ

こういう音楽を届ける彼の知性を感じます



思い出したとき

辛くないような

そんな音楽



そして


生きる上で 本当に大事なこと ってのを歌っている



プリンスの音楽ってそんなんばっかじゃないか



そんな曲を作るプリンス



プリンスの死も



やはり愛と優しさに包まれているんだ





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コメント 5

-  2016, 05. 09 (Mon) 16:34

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-  2016, 05. 09 (Mon) 21:56

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PAPO  2016, 05. 10 (Tue) 09:03

殿下がなくなったという事実を受け止められずにさまよい続け、エスむらさんのブログにたどり着きました。
30年来のファンです。
途中、結婚出産、耳の聞こえない子供を産み、音楽を封印していた時代も何年かありました。

そして、ここ数年殿下の音楽をまた聞き始めていた矢先の出来事…

いつかまた殿下のライブに行こう!
と安易に考えていた自分を悔やみます。

エスむらさん、出来ればblogをずっと続けてください。
私のような人間の癒しの場です。

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ニッキー  2016, 05. 10 (Tue) 14:53

私もお願いします

エスむらさん、私からもお願いです。ぜひこのブログを残して、できるときだけでいいからプリンスのこと思いのままに綴って下さい。プリンスをこんな風に愛して理解して、言葉で表現できる(これすごいことです!)エスむらさんのおかげで、私も救われています。

プリンスという存在にであってから30年近く、途中あまり聞かなくなったときがあっても、なんと言うかプリンスは私の中心にでん!!とずーーっっっと鎮座ましまししていて、何かあるとウィルスがぶり返すよう熱病のように、何度も何度もドはまりしてしまうんです。

どこにいても何をしていても彼の事を考えてしまいます。どの曲もパフォーマンスも、毎回違って新たにがーんとやられます。興味がつきない、決して理解しきれなくて、誰よりも変わっててかわいくてかっこ良くて、文句なしに超絶天才、こんな人もう絶対にあらわれない。唯一無二の存在がいなくなった世界で、どうやって生きて行こう?って途方にくれる中、プリンスが確かに存在して惜しみなく与えてくれたこと、これからも彼が永遠に与えてくれるものを、エスむらさんのブログが思い出させてくれます。

私は何の宗教も持ちませんが、プリンスのライブを見たときの超絶エナジーで、魂の存在を実感しました。なんなのこれーーーー!?って人生観まるごとひっくり返された、良い意味で。なんだか分からないけど全てを飲み込む圧倒的な存在、そんなアーティストと時代を共有できてよかった。いつか私が死ぬときに持って行けるのは思い出と感動だけだから。

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あまのん  2016, 06. 12 (Sun) 22:39

また、アメリカで銃の乱射事件があったよう
詳しいことは報道されていませんが

ここ何日か、ずっとヒットエンドランフェーズ2を聴いているので
プリンスがボルティモアで「すべての銃をなくそう」と訴えているのに

なんでこんな事件が起きてしまうのか

きっとプリンスも心を痛めているでしょう…

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