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パープルレインデラックスのDisk1は聴くのがなんだか辛すぎて

いつもはDisk2を聴くことが多かった


2曲目テイクミーウィズユーで呼吸困難になったからね   参考:二曲目でダウンさ



そのDisk2の中の Computer blue の長い方の「廊下のスピーチバージョン」参考:彼が最後に拾い上げた言葉は「痛み」とかもよく聴いてる

ひたすら長くて狂おしいところがやはりたまらないのでね



なんでか本日出来心で Disk1のプリンスの手でリマスタリングされた方のコンピューターブルーを聴いたんだな


プリンスが触った音を改めてきちんと聴いてみようと思ったんかね



ほんの軽い気持ちで聴いたんだ



そしたら 飛んだ


星の彼方に





プリンス


あなたって人は





ただでさえ音圧が低く低音も効いてないオリジナル初代の音に慣れとったもんで

Disk2で新しくちゃんと聴けた 低音のしっかり出た「廊下のスピーチバージョン」でもぶっ飛んでたんだが




Disk1は本質的に違った



深い


音が深い なにこの腹に染み込む深い音 体に響き渡るバスドラム



重いとか重低音とかだけじゃない


真っ黒真っ暗じゃないんだ



そこは極彩色だった


広がる 広がってる



奥行きを音楽から感じるとか そんな体験させてくれるなんて




Disk1から広がる音世界は豊かでまろやかで

こんなに音が広がって重みと深みが増してるのに

全体的に暑苦しくなってないなんて



ガチャガチャとぶっこんで騒々しくやるだけやってやった みたいな下品な響きではない

上にも下にも横にも 手前にも奥にも見事に配置された音たち

あらかじめ頭の中で完璧に計算されセッティングされていた音たちを プリンスは引っ張り出して形にした



ダイナミズム溢れているのに まろやかで上品てなんなの



プリンス印の破裂音的なパーカッションや

それがザッツ80年代だった少々耳障りな派手なアクセントの高い音が抑えられてる



でもそれすらもちゃんと鳴ってるんだよ

ちゃんと独立し悪目立ちせず主張してる



プリンスのリマスターは この音を出したからあの音をひっこませた

みたいな単純な作りではないんだよ


プリンスの構築する音世界は




なんだ このスケール感



いまさらながら

あなたの音への勘とセンスは恐ろしいほどずば抜けているんだと

あらためて驚かされる




リマスターだけでこんなにも驚かされる



あなたはどこまで 音 を理解し

自分の血肉としていたのか




どれだけモノにしていたというのだろうか




それを彼が不可抗力で思い半ばで手放すのを見てしまった 


この心の悔しさ辛さやるせなさは

何年たっても

何十年たっても


私たちは拭い去れないだろう





エスむらはには無理だ





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コメント 1

-  2017, 07. 08 (Sat) 17:07

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