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プリンスのスタジオ兼住居 ペイズリーパークの内部写真が大量に見れた

つぶさに 演出なく 映し出されたそこは

もう主人のいない巨大で空虚な空間だった



部屋多すぎだろう


元々はなんかの工場だか会社だかの居抜きだと聞いたペイズリーパーク

プリンス本人が過ごす空間 スタジオやプライベートルーム エントランスなどは

彼好みにあつらえてはいたけれど

なんせ広い なんせ部屋数が多い


彼自身全部の部屋を使い切っては決していなかっただろうし

もしかしたら全く知らない空間もあったかもしれない


とても なんというか 大味でちぐはぐな

アメリカンな 殺風景でとりあえずなインテリアだった



いかに几帳面なプリンスといえどもただの男

こんなの全部管理できるわけがない


たくさんのスタッフが使用し 彼らにそれぞれを管理させていたのだろうし

ペイズリーパークにはプリンスの専属シェフや

プリンスの必要最低限の身の回りの世話をする人ももちろんいただろう


それでも なんつうか どんなに巨大であろうとどんなに狭かろうとも


そこに見えたのは男の一人暮らし だった


家族がいるわけでもない男がたった一人で使うにはあまりにも巨大で空虚な空間



各部屋に各スタッフがいれば活気もあっただろう

スタジオにバンドの仲間がいれば賑やかだっただろう

ステージにファンが来れば楽しかっただろうし

彼女がいれば 悪趣味なベッドルームも甘くファンタジーな空間となっただろう



飼っていた鳩もいなくなり

あの日から去ってしまったスタッフが残した書類や機材が無造作に散らばっており

なにより プリンスがいないペイズリーパークは

あまりにも無駄に広く 無機質で 空虚で 殺風景だった



彼がかつて住んでいた証拠の残像が時々写真に映り込んでいた

彼の私物 市販の 誰でもが買うような普通のものが

彼の私物としてキャリーバッグやスーツケース 棚の中 机の上などに雑然と取り残されていた


彼の普通の人間としての生活 普通の人間としての一面が映り込む



決して整然と整理されてなんかいないガチャガチャとしたそれらの私物は

孤独な男の生活が見えてしまって胸が締め付けられた



苦しい この侘しさ



無駄にたくさんある広い部屋に

素敵なソファも調度品も まるでなく

あったとしてもセンスなく所在無げにボンっと置かれているだけで

その広さを持て余してる空気がどの部屋でもした



ここに彼の家族がいたら

彼の妻がいたら




この椅子はここね このテーブルセットはあの部屋で使いましょう

この配置はダサいわ

こんな80sの家具はもう倉庫に追いやっちゃいましょう

あれもこれも買い足しましょう

ベッドルームはもっとこうしてああして…


と彼と自分の暮らしのために采配したかもしれない



そこには生活の温かみがあって

活き活きとした空気の流れや動きがあって

家族や妻の愛があったはずだ



あのエレベーターホールも エレベーター内部も映っていた


そしてだだっ広い一室の隅の方にアップライトピアノが置いてあった

それはプリンスがツイートしてた

新しいピアノ リリカ だった    


※ 参照 ↓

リリカちゃん

リリカに夢中

センチメンタル ノーベンバー



こんなだだっ広い部屋の隅っこにちょこんと置かれたピアノにむかってプリンスは弾いていたのか


その弾いている姿を映した写真の彼の背中は

どれだけ小さかったのだろう




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いっぱいの人や音楽やおしゃべりや家具なんかに囲まれて

リリカは本来部屋の真ん中にパーティの主人公として素敵に飾られ置かれるピアノなはずなのに

なんて殺風景な なんて物悲しい そんな風情で部屋の片隅に置かれ


そこでプリンスは新しいタッチを味わい楽しんでいたのか



くそう

プリンスだぞ?

あのプリンスなんだよ?


彼がなにかいけないことでもしたのか?

彼は悪いことでもしたのか?


彼は幸せになるべき人だったはずなのに

幸せにならなきゃいけない人だったのに


なんでなんだ


なんで…





ここはあくまでスタジオ

でも 真の居住ではないとしても

プリンスがその時間を長く過ごす大切な場所だ



彼はここで ひたすら ひたすら音楽を作ったのだ



時には理解あるスタッフとともに

バンド仲間やその時のガールフレンド 妻とともにペイズリーパークで楽しくあたたかい時間を過ごしたかもしれない

彼は世界のセレブリティだから 各国にセンス良く手入れされたゴージャスな別荘も多数あったみたいだし 

ツアーで海外に飛び回り主人のいないまま放置された場所も多くあっただろう



それでも

一人になっても 彼はどこからでも このペイズリーパークに帰ってきた




その内部が 実情が あの殺風景な侘しさだと見えた時


彼は音楽を作れて幸せだったのか?

プリンスの幸せってなんやったんやろか?



って泣けてきた



彼の幸せって どこにあったんだろう なんだったんだろう?



プリンス あなたは孤独を上手に操って生きてきたし 孤独を怖がってもいなかっただろうが

決して孤独を愛していたわけではないだろう


孤独である という現実に慣れてしまって 自分を麻痺させて

でも決して孤独でいたかったわけじゃなかったはずでしょう?




大好きな音楽を作れる夢のような自分のスタジオ ペイズリーパーク


それなら仕方ない


これで十分


スタジオにステージ バンド仲間にスタッフ ファンがいる

世界中でライブして たくさんの人が俺の音楽を愛し俺のことを愛してくれている


俺はここで十分




あなたがもしそう思っていたのなら その人生は不幸ではなかったのだろう

その人の気持ちはその人のもの

それはよく分かっているけれども



しかし


そんな風に 十分だよ と思っていたのなら


プリンス ほんとうにごめん


あなたにごめんなさいと謝りたい



愛するあなたを一人にしてしまった


ごめんなさい







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コメント 2

-  2018, 05. 21 (Mon) 07:55

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-  2018, 05. 21 (Mon) 23:31

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