これは喪失の物語ではない 新生の物語だ

羽生選手が記者会見を開くという一報を見て色々考えた
私にもいろいろな思いや感情が渦巻いた
私でこれなのだから 森の皆さまは いかほどだっただろう
そして 17時が来て会見は始まった
2016年
私の現状がこんな万感の思いを書きしたためる景色になってるなんて思わなかったよ
羽生さんはすごいアスリートだよなって そんな程度の認識しかなかった私が
プリンスを通して 生と死を通して ここまできた
羽生さんを真に知っていくうちに 彼はここまで連れてきてくれた
会見拝見後
そこから色々考えた と言っても たった数時間だが
この数時間で考えたことを書いてみます
ごめん 羽生さんはもう他人じゃないから←
まずは自分語りから
|ものごとにははじまりがあればおわりがある
ものごとにははじまりがあればおわりがある
このことを痛感する数年だった
いつまでもありはしない日常
そのことに打ちのめされた数年だった
プリンスがいなくなったあのとき心と身体に穴が開いた 空虚な穴が
喪失がもたらす力はとてつもなくて
いろんなものを奪った
希望とか思考とか気力とか生きるための本能とか
この先私たちは生きていけるのだろうか くらい思っていたはず
とまどいや混乱がおき
そのあと
怒りや悲しみや諦めや虚無が当然起こった
すごい力だったよ
乗り越えられるのか分からないくらい
プリンスはいない もうこの世界にいない
ありえない現実
やりきれなさがとてつもなく どうにかなりそうだった
実際どうにかなっていたと思う
それでも そんなやりきれない空虚さを超えて 愛や感謝や驚きの方が最終的には大きかった
完全な喪失を体験したとしても やはりそちらの方が大きかったのだ
彼は帰ってこない
彼はこの世界から消えた
あの愛すべき姿形声がなくなってしまった
この現実にどれだけ涙を流し 虚無を見つめてきたか
そして
どれだけ愛を再確認し どれだけ彼に感謝しただろうか
どれだけのものをプリンスは私たちに与えてくれたのか
彼がこの世から去って5年以上たって なおその思いを新たにするのだから やはりプリンスほどの人は常人常識など越えているのだ
プリンスは
まだ何かを考えさせ
まだ大きなものを与え
まだ私たちの心を震わせる
|羽生結弦 is ALIVE
羽生選手も常人常識などを越えた人なのだから
これまでも これからも驚きしか与えない人なのだから
何も恐れることはない
何も憂うことはない
どれほどの愛と驚きを与えてくれたのか それをちょっとでも思えばいい
ちょっとでも思えば 全てが感謝と愛になってかえっていく
私たち自身に
羽生選手に
何にしろ 彼は生きている!
この世に存在して 彼は生きていくんだ!
この事実はやはり素晴らしいことなのだ
物体としての存在の有無 価値
しかし
それらを超えて
何がどうなっても 何があろうとも プリンスはプリンスであり 羽生結弦は羽生結弦なんだ
なんて思っている
実際それしかない
現役を引退するの?今までありがとう お疲れさまでした とても感動しました 感動をありがとう
そうだ そうだけど それだけじゃない
次のステージに行くってご本人が言ってるんだからね
きっとみなさん同じこと思ってるんだろうけど
存在に感謝 巡り合わせに感謝 時代 タイミング あなたに そして自分に感謝なのだ
出会えたキセキ
なんてくっさい言葉使うけど 実際奇跡だろうとも
そしてプリンスや羽生さんみたいな人と同じ時代に生まれ巡り合った運命 ましてや感化された自分というものにも感動する
自分を褒めていい プリンスファンはきっとそう思っている
彼を見つけ彼に感化され感動したのだから
羽生結弦さんを見つめ続けた自分を褒めていい
彼らを見つけ 彼らの虜になり 彼らに感動したのだ
誇りだよ
なんて希望を持たせる人だろう
— エスむら (@esumurablog) July 19, 2022
なんて強く優しく志高い人だろう#羽生結弦#引退じゃないんです pic.twitter.com/HtvRQjyfd2
希望と期待
会見をみてこの思いが湧き起こってきた
そんな会見だったじゃないか
素晴らしいね
羽生さんはとんでもない企画者になるんじゃないかとワクワクしてます
何かを設立したり
アスリートの地位向上を目指したり
新しいスタイルを作り上げたり
ワクワクするものを広く親しみやすく届けてくれるような
そんなネクストステージに連れてってくれるんじゃないでしょうか
楽しませるのは天性のものだろうから
やはり彼は次のゾーンへ行く決意をして次のゾーンに行ける人なのだ

羽生選手と出会って 私なりに彼や彼周辺の森の方々と向き合ってるあいだ中
この出会いは永遠なのだ
って思っていた
私がプリンスに抱く「永遠」の感覚
時空も超えた 物理を超えた感覚
これと同質なのです
だから大丈夫
なにが大丈夫なんだかうまく説明できないけれど 大丈夫
安心していい
私たちが好きになって追いかけたのは「永遠の人」
あれほどの人なのだから
誇らしく思おう
嬉しく思おう
私たちは失ったのではない
与えられたんだ
しかも彼はまだまだ与えるつもりだ
終わったのではない
多くの愛 感謝 驚き 気づきとか消えない喜びとか
もっと広がって深まっていくのだから
幸せだね
喜びを与える人に感謝する日々はまだまだ続くのです
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