美しいいきもの
落ち着いたらブログ書いてねって言われましたが
落ち着かせるためにブログを書くよ
今テキストを書くのはなんとなく危うい
うっかり失礼なことを言いやしないか
迂闊なことを言いやしないか
でも
今しか書けないものがある
さっきのさっき いまのいま
新鮮で生々しいとこ いっぱつどうぞ
──────────────
美しいいきもの
この目でじかに
羽生結弦氏を目にしての第一印象はこれだった
なんてうつくしいいきものなのだ と
実はこれ プロローグ直後のスマホ充電中に書きはじめたんだけど
正直「参った」しか出てこないんだ 感想が
あと
美しいいきもの
だったってこと
彼は 美しいいきものだった
美しい人というにはあまりにも俗世からかけ離れた存在感で しなやかで美しいいきものだ としか思えんかった
完璧
完全なる完璧だった
噂の(噂の?)6分間練習というものも体験できたが
本人が出てきたというそのことだけで練習もクソもないスペシャルエクスペリエンスになることを知った
これか これが噂の6分間練習か
そしていよいよ
なんとSEIMEIからスタートという地獄のように満たされるであろう時間が始まったのだが
ごごご五輪のアレぇ?アレをやるっていうのか
まだナマ羽生結弦に目も心も慣れてないというのに
アカンやろ しょっぱなから五感を奪うのなんて
私の心臓はマジで奥の奥の方でブルブル震えていたからな
生かす気ないのかな ヤる気だな羽生結弦
もうこの時すでに涙をこらえるのに必死であったが まだ先は長い 今からグズグズになってはなにも見えない
運良く天井桟敷の端の端という恵まれた環境下(皮肉ではなく本心)から 羽生さんを観た
そう 見た この目で
モニターを通さない彼は初めてだ
いたんだ この世にちゃんといたんだな羽生結弦
三味線の音が強く鳴る
照明が鮮やかに輝く
なんですかこれロックですか ロックコンサートですか
彼一人(そう!彼一人がだ!)が氷の上を滑る時 ごーーーっという音が鳴る
こんなのもライブの醍醐味なんだろうが
あの音の生々しさにおののいた
そして彼が空中をくるくると回り飛んでいる間は無音なのだ
当たり前?当たり前のこと書いてるかって?
彼が滑走してるときは轟々と音が鳴り しゅーっと風の切れる音がして 飛び立つ時にカッという音がする
そして彼が空間にいる間 無音になるのだ
なんというライブ感
天井桟敷でも届くその生々しさ
スケートリンクということで一応防寒対策グッズは持参してきたんだけども 防寒せずともずっと最後まで指先まで熱かった
指先まで熱くさせる男だね←
しかし森の人々の言う「彼は自身から発光してるから目に気をつけて」は本当であった
衣装のスパンコールやスワロフスキーなどの輝きではない
人工物を超えた輝きをまとっていた
そしてなんと真っ白いリンクに映える人であろうか
なんなのあの人?(感じ入りすぎて言い方が乱暴になる例)
わたしは この目で見たんだな
というこの世のものならず感は ああ なんと懐かしい
プリンスでしか感じられないものを私は感じられた
うっかり気を抜くと目から水が出てくるので感情を散らしている
水 とは面白おかしい比喩ではない 涙の成分が抜けに抜けたもうただの水っぽいもの
プリンスのレツクレをやるやらんのくだりは 本当にゾクゾクした
4階の転げ落ちそうな高み席から 下の真っ白なアイスリンクにいる小さな羽生さんと そして会場のみなさんと 勝手に繋がってる!って思えてしまってゾクゾクした
また西野カナが出てくるが 本当に震えた
みなさんのツイートから見るに レツクレは突然の羽生氏の申し出?なのかして音響さんも大変そうであった
観客に応える羽生さん
そして
羽生さんに応えるスタッフ
どうだ そこにはもう愛しかないだろう
──────────────
あのときから余計に思う
会いたい人には 会いに行かなきゃならない
もちろん羽生結弦さんのような特別倍率の人は会うにもタイミングも運もあるだろうが
会いたい
こうしたい ああしたい
そう思うならやらないといけない
それはプリンスから教えてもらった
プリンスがいるときから教わって習得したと思っていたことだが しかしまだまだだったな
私にチャンスを与えてくれてありがとう
このタイミングで彼を見れる奇跡を みなさん共に喜んでくれてありがとう
そんなミラクルな本日 レツクレをやろうとしてやってくれた羽生結弦さんありがとう
会場以外の人にも会おうとしてくれる羽生結弦さんありがとう
生き生きとした瞬間を プリンスありがとう
帰り道はプリンスを聴いている
うっかり気を抜くと号泣しそうだし
あとからあとからいろんなことを思い出して感激するんだろう
ひとまずは帰り道の感想ブログでした
また熟成させたものができたら ここに書けたらな って思ってます
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