切り離せない
2023/02/23

恐ろしい 世間は2月になっていた(気付くの遅っそ)
初期のプリンスのライブパフォーマンスは時にエゲツナイものが多い
ギターネックをstimulateしながらmasterbationの真似事をするプリンス(英語による曖昧な表現に頼る)
けどそこに埋没することもなくしっかり冷静にとてつもなくカッコいいカッティングギターを鳴らすプリンス
Cool この言葉がまず出てくる
いやだ汚らしい!って顔を背けることはなかった
まったくコイツは滑稽だなw って侮蔑するように一笑したり 逃げたくなるようなこともなかった
その昔 ジョニのHelp Meがツイートで流れてきた
この曲はプリンスのお気に入りで 彼の”The Ballad Of Dorothy Parker”の中でも引用されてるくらいだ
Help Meのジョニの抒情性
プリンスはこの静かで詩的な世界観も愛していた
これもまたプリンスの一面なのだ
猥雑と抒情
プリンスといえば なんだけど
そのことを知ってる人ってどれくらいいるんだろう? っていうか
どれだけの人がプリンスは猥雑なエロばかりでなく繊細で精神性の高いものを届けているってことを知っているのだろう
彼の二面性
俗な言い方をすると
聖と俗
この幅 この振り切り
けどこのふたつは彼の中ではブチ切れて真っぷたつ ってわけじゃないんだな
このふたつは大きな円 ループとなって彼を成しているし溶け合っていた
表裏一体
一心同体
表す形は違っても その本質は一緒なのだとプリンスには思わされる
聖も俗も彼の中の同じところから出てきてるのだから
それらは同質なの
どちらかが欠けてもプリンスじゃない
聖の表現も俗の表現もどちらも過剰に持ってるのがプリンスじゃん
彼がかなりエグめな歌詞やパフォーマンスを披露したあとピュアピュアな表現や厳かな精神性を示したところで おいおい方向転換か分裂気味かなんて一度も思わなかっただろう?ファンの皆様
どれもプリンスの言いたいことであったろうし どれもしっかりプリンスに見えたよ
どのタイプの曲を鳴らす時も プリンスはプリンスだった
何かを演じる必要もなく 自分の振り幅に疲弊することもなく
ごく自然に自分の中から湧き出るものを自然に表しているだけだった
そんなのカッコいいに決まってるじゃん
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