自覚と覚悟をまとったこの世のおくりもの

自分の中で認めようとも認めていなくとも 溢れる魅力や美しく強い本質には気付いていかざるを得ない
ほぼ自動的に
まあそれが ハマる っていう現象なのだ
2016年からお世話になり色々なつながりをくれた羽生選手と森の方たち
いやあ 特濃
特濃は続く
ハマったという自覚もないままに 私は羽生選手の周りの景色を知っていくことになる
丁寧に急ぎすぎず熱すぎず見つめていく
変な熱狂を持たぬよう 冷静でいようと自分を制御しながら
それはそれほどの魅力や魔力や引力が彼にはあると分かっていたからだ
そしてなにより
根底にはプリンスがいるから
真実を見極めよ と私を見つめるプリンスがいてくれたから
プリンスを腹の底に据え考えゆっくり見続け進んできた羽生選手への道
本当にプリンスに感謝だ
プリンスという存在を通して羽生選手への道をゆっくり作ってきた
羽生選手の周りで起こってきたストーリーや登場人物 風景に気付く
ある一人の人を掘り下げていくことでついてくる深い楽しみやちょっとした謝りたい気持ち ちょっとした懺悔
どれだけの人が彼の周りに生きてどんな人生を生きているのかを知る
それを見たり知ったりすることは とても怖いし美しい
羽生選手の周りにあるあれやこれやはとても重いものだが
羽生選手はそれらを覚悟して背負う
だからこそ彼は凛として美しいのだろうし
そんな姿に対し私は信頼したのだ
彼一人の背負う責任の重さ 量や質はきっと凡人には想像すら超えるほどえげつないだろうに
彼の周りには重い重い各人の人生や願いや祈祷がある
羽生選手に重責をかける私のような凡庸な人間のゆらゆらに揺らぎまくる思惑や感情
日本中の 世界中のそんな重圧を背負うねんよな
なんとタフな なんとも申し訳ない
ああ 選ばれてしまった人
あの時 2016年 羽生選手がプリンスを演じると知ったとき
私は全くリサーチもせず羽生結弦の世界にするっと入ったのだ
だから数年かけて納得いくこんな形になったのだろうけど
えらいところまで来てしまった感はある
数年かけんとここには来られへんかってん
私みたいな単なるチリのような一般人は 羽生選手を取り巻く景色やたたずむその姿を垣間見るだけでも吐きそうなほど重いし
当然ハタからどうこうできるものではないけれど
もう書いてしまったのだ 100近くもの記事を
プリンスを通して羽生選手に出会ってしまったのだから
プリンスをまとい
あの人をまとい
あんな人やあんなこんなをまとう羽生選手
その姿や存在が祈りになるのは必然かもしれん
が
そんな風に体現できんの彼だからやぞ
祈りに変えられるのは与えられたものの才能であり使命なのかもしれへん
キツイだろうが申し訳ない
しかしその器じゃない者はそもそもそんなハードな使命当然与えられもしないし 受け止めきれずに本人が破綻してしまうさ
彼は自分の才能に早くから気付き受け止めたのだ
あれこれを受け止めて きっとその一生をかけて祈りに変えると覚悟したのだ
そして努力したのだ
その姿に感銘を受けて私たちは信じたのだ
プリンスもそういう存在だった
だから私はプリンスを信じた
と言ってもプリンスの存在意義とかに気付いたり考えたりするようになったのなんて正直彼の死がきっかけだったかもしれない
ぶっちゃけるとそんなところだろう
こちらの未熟さを「死」が律した
彼の死でバチコンと頬を殴られた
もっと考えて生きろ と
その後に出会った羽生選手は「プリンスの死」以降の人物なのだ
あれ以降起こる全てが私にとって概念になっていく
どえらいものを背負い祈られ見つめられ思われる羽生結弦
そしてそれらをその身に取り込み自身の芸術に昇華できる羽生結弦
これが歴史上の奇跡の人と言わんでなんというのだよ
ええ? ←軽くメンチ切り
私はたまたま私の人生でプリンスとそこから続くライン上で羽生選手に出会った
たまたま二人とも天才であり奇跡のような人だと思っている
だからってそれ以外の他を否定することもない だって出会って(ハマって)ないのだから 語る術もないよ
彼らはオンリーワンだし唯一だけれど 彼らだけじゃないのは分かってるさ
私が存在を知ってその世界を探っていったのはこの二人ってだけで
そういう奇跡と呼ばれる人は世界に何人かいる
そしてそんなおくりもののような人はきっとたくさんはいない
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